今日を全力で生きることの難しさ
ある時を境に、この1日を生きることが難しくなってきました。
大学3年生までは毎日目の前のサークルや友人関係や、バイトで彩られ、将来のことを考えることなんて1日たりともなかったかもしれません。
私は、大学4年生の留学を境に今日を生きることができなくなってしまいました。
留学によって自分が何者かを見失い、何者になるべきなのかを考えなければならなくなったからです。
現地の人間となかなか打ち解けられなかった自分は、空いてる時間家にこもりyoutubeを見て過ごしていました。
本当に恥ずかしい話ですが、そこで情熱大陸にのめり込み、かっこいい生き方をしている人を見ては、「この職業についたら面白そう。」と考え、この人になるためには、、、とその人になるまでのステップを頭の中で思い描いていました。
自分がやりたいことが見つかりもしなのに、そんなことばかりを考えていたら、今日という1日を見ることができずに、未来の成功している自分ばかりを考える日々になってしまいました。
それからというもの、大変生き急いでしまい、人生の楽しい時間を将来の妄想で潰してしまいました。
でもある日こんな妄想の世界で生きていてはいけないと、その”なりたい自分”になるために挑戦をしてみました。
実際の現場に入ってみて、あ、これは自分がやりたいことではない。と気づきました。
その挫折期間でいろいろとアルバイトをしながら活動をしてみたら、徐々に自分のことが見えてきました。
・友達と時間を共にするのが好き
・接客が好き
・落ち着く空間が好き
・ゆとりのある時間が好き
結局のところ自分が好きなことではなく、自分が心地いいと思うことに気づくことが大事なんだと思います。心地いいことを知るには、体験をしてみるしかないと今の時点では思います。
体験してみると自分の興味の方向性がだんだんと絞れてきます。私もその段階です。
これは心地いい、ずっと続けたいと思うものが見つかりました。
もう一つ、挑戦して見て気づいたのは、私はお金持ちにならなくてもいいということです。毎日コーヒーが一杯飲めて、自炊ができて、年に一回くらいアジア圏に旅行ができればいいということに気づきました。
その生活を続けるだけのスキルは身につけなければなりませんが、見つけた心地いいことでなんとかそんな生活は続けられそうです。
だらだらと失礼しました。ただ、同じような環境で苦しまれている方がいらっしゃるのかなと思い、思いのままに記事を書かせていただきました。
今度詳細も書いてみたいと思います。